「アミグダリン」ががんの抑制に働く??その安全性は??

みなさん「アミグダリン」という成分をご存知でしょうか。

 

恐らくあまり耳にしない成分なので初めてきいたという人のほうが多いと思います。

 

アミグダリンはがんの抑制に働く成分として、

昔アメリカで話題になった成分です。

 

その一方で健康への危険性も否定できないとして、

使用を控えたほうがいいという意見も見受けられます。

 

アミグダリンとはどういった成分で、

またどのような危険性があるのでしょうか。

 

早速みていきましょう。

 

アミグダリンとは??その働きは??


アミグダリンはかつては必須ビタミンの一つと考えられ、

ビタミンB17」とも呼ばれていました。

 

今ではカラダに不足した際の欠乏症がなく、

生命維持の代謝に必須ではないことがわかり、

ビタミンと似た働きをする「ビタミン様物質」として

扱われるようになりました。

 

ビタミン様物質についてはこちら

 

アミグダリンはアンズやさくらんぼ、プラムやウメ、

桃などの「」やビワの葉に多く含まれている「青酸配糖体」です。

 

種のほか上記の未熟な果実自体にも含まれています。

 

わかりやすいので言えば、梅酒などに使う梅の実の青いやつですね。

 

青酸配糖体とは糖と「毒である青酸」が結合した物質です。

 

アミグダリン自体には毒性はありませんが、

エムルシン」という酵素によって加水分解せれると

シアン化水素(猛毒)」を発生させます。

 

未熟な果実に含まれるアミグダリンは

一緒に含まれるエムルシンによって分解され熟す過程で濃度が下がります。

 

分解の際に発生する毒も時間の経過とともに失われますので、

熟した果実を摂取しても中毒症状はあらわれません。

 

梅干しや梅酒の加工工程もアミグダリンの分解を促進する働きがあり、

安心して摂取できます。

ただ種のにはアミグダリンが残っているため注意が必要とされています。

 

中毒症状としては嘔吐や腹痛、下痢などがあり、

多量摂取では呼吸困難などがみられます。

 

アミグダリンは抗ガン作用があるとされアメリカやメキシコでは

ガン治療に用いられた時期もあります。

 

しかし同じくアメリカの国立ガン研究所(NCI)の臨床試験によって、

ガンの治療や改善、延命にいずれも効果がないとされるだけではなく、

青酸中毒を起こす危険性があるとしてアミグダリンの販売は禁止されています。

 

 

またサプリメントなどで多量摂取したことにより

死亡事例も報告されていますので健康食品で摂取する際は、

過剰摂取に注意が必要とされています。

 

 

まとめ


アミグダリンは抗ガン作用や生活習慣病の予防に

繋がるとして健康食品などによく使用されていますが、

科学的根拠が不十分な上、健康被害のリスクもありますので、

摂取する際は過剰な摂取は避けたほうが良さそうですね。

 

ほかにカラダに必要な栄養素はたくさんあるため、

効果が不明なモノを選ぶよりバランスの良い食事を

心掛けたほうがよほどカラダにも精神的にも健康的ですね。

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