お腹が膨らむ原因には栄養不足による栄養失調が原因??

栄養失調の1つに「クワシオルコル」と言うものがあります。

症状として、お腹が膨らむことが挙げられ、発展途上国の子供に多く見られる症状です。

 

お腹が膨らむクワシオルコルは「母乳から離された子供」という意味を持っています。

アフリカなどの発展途上国では、兄弟が生まれたことで先に生まれた子供が、

乳離れをせざるを得なくなり栄養が不十分なことで発症すると言われています。

 

 

クワシオルコルとは?その症状は??


クワシオルコルは主にたんぱく質の欠乏によって発症します。

たんぱく質の不足によってアミノ酸の抑制され、血中アミノ酸が減少します。

そのため、浸透圧が減少し血管の中に水分を保つことができなくなり、

お腹に水分が移動し腹水として溜まってしまいます。

 

また、鉄や葉酸、ヨウ素やセレン、ビタミンC、ビタミンEなど、

ミネラルやビタミンの減少も病態に影響を及ぼしていると言われています。

上記の栄養素には抗酸化作用があるものが多く、

外的なストレスが発症の引き金になる可能性も高いとも言われています。

 

症状としては

  • お腹が膨らむ
  • 足のむくみ
  • 肝臓の肥大
  • 歯の脱落
  • 毛髪の細り
  • 皮膚炎
  • 下痢

などが挙げられます。

 

クワシオルコルは脂肪組織や骨格筋の維持はある程度維持されており、

体重の減少も激しくないため、一見、異常が少ないように感じられます。

 

体重に関しては、お腹や足のむくみの存在が大きく、

体重の減少にあらわれづらいことが要因とも言われており、

危険な状態と判断されにくいようです。

 

しかし、体内では内蔵タンパク質や免疫力の著しい低下がみられ、

非常に危険な状態になっているケースが多く、

適切な治療を施さなければ、短期間での死亡もあるとされています。

 

 

クワシオルコルを治療するには??


クワシオルコルは早期に治療処置をおこなえば治すことが可能です。

 

そのためには、お腹のむくみが確認された時点で、

必要な栄養素の摂取を開始する必要があります。

 

まずは炭水化物、糖分、脂肪分の摂取から始まり、

これらのカロリーでちからがついたらたんぱく質の摂取を開始します。

また医師からはビタミン、ミネラル類のサプリメントの推奨もあるようです。

 

 

現代日本でのクワシオルコル


日本ではクワシオルコルはほとんど確認されていないとのことで、

やはり、発展途上国での発症がほとんどです。

ただ、敗血症や手術やストレスによって、

同じような低栄養状態になるケースは確認されています。

 

クワシオルコルとは別ですが、

現代日本では「新型栄養失調」と呼ばれる症状が多く確認されています。

一見健康そうに見えるのですが栄養不足のためカラダに異変をきたす可能性が多く、

注意が必要となります。

 

⇒たんぱく質、ビタミン、ミネラル不足が招く「新型栄養失調」とは??

 

 

まとめ


以上のように、お腹の膨らみには栄養不足によって引き起こされるものがあります。

 

日本ではクワシオルコルの発症はほとんどないということですが、

食生活の乱れによっ栄養不足になり、ほかの症状に繋がる可能性は十分にあります。

 

栄養不足を防ぐには日頃からバランスのとれた食生活を心がけることが大切です。

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