アセチルコリンやレシチンの構成物質である「コリン」とは??

コリンは血管を拡張させ血圧を下げる働きがある「アセチルコリン」や、

細胞膜を構成する「レシチン」の構成物質です。

 

アセチルコリンやレシチンなどは健康系のTVなどで見かけ、

存在を知っているという方も多いと思います。

 

アセチルコリンやレシチンには様々な健康作用があるため、

健康な体にはコリンが欠かせません。

コリンとは??


コリンは水溶性のビタミンB群の仲間で、

体内ではアミノ酸のセリンやメチオニンから合成されます。

 

ビタミンと似た働きがあることや、体内で合成できること、

欠乏症がないことからビタミン様物質の一つとして扱われています。

 

ビタミン様物質についてはコチラ

 

コリンは細胞膜の構成物質である「レシチン」という物質の材料にもなっています。

 

レシチンはリン酸とコリンが統合したリン脂質の一種で、

体内のあらゆる細胞膜に存在しています。

 

※リン脂質の構成物質としてイノシトールも同様の働きがあります。

 

レシチンはとくに脳内や神経組織に多く存在し、アセチルコリンの材料にもなります。

 

レシチンは血管にコレステロールが沈着するのを防いで動脈硬化の抑制に働くほか、

肝臓への脂肪の蓄積を抑える働きもあるため、脂肪肝の予防にも繋がります。

 

 

またコリンはアセチルコリンの前駆体で原料となります。

 

コリンが体内に存在していると、

神経伝達物質であるアセチルコリンにすぐさま変換されることが分かっており、

そのため、アセチルコリンの合成は体内のコリンの存在量に影響されます。

つまりはコリンが体内に多く存在しているほど、アセチルコリンが合成されるわけですね。

 

アセチルコリンは副交感神経を刺激して、筋肉の収縮に働いたり、

血管を拡張して血圧を下げたり、唾液の分泌を促したりするほか、

脳では記憶や注意、認知に大きな役割を果たし、アルツハイマー病の抑制にも働きます。

 

アセチルコリンを増やす方法とは??

 

これらのことからコリンは

・脂肪肝の予防

・高血圧の予防

・動脈硬化の予防

・アルツハイマー病の予防

・記憶力、集中力、注意力の向上

などに効果的です。

 

とくに記憶力や学習力に深くかかわっているため、

仕事内容や勉強が覚えられない方は意識的な摂取が必要です。

 

コリンを含む食べ物は??


コリン含む食べ物として、

牛肉、豚肉、レバー、卵黄、大豆製品、などがあります。

 

体内でも合成されていますが、

体外からの摂取も必要とされています。

 

ちなみに推奨される一日の摂取目安量は400mg~550mgほどで、

上限は3000mgほどとなっていますので参考にしてください。

 

水溶性なので過剰摂取分は体外に排出されますが、

稀に発汗や体臭(魚臭い)、下痢、嘔吐などの症状が

起こる可能性があるようですので度を越えた摂取は控えたほうがいいですね。

 

まとめ


コリンは肝臓や血管の脂質の代謝に働くほか、

脳や神経細胞にもかかわりがある大事な物質ですね。

 

毎日脂を摂り過ぎていると思う方、お酒が大好きな方、

記憶力や集中力に自身がない方は、積極的な摂取をおすすめします。

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