ストレス解消の1つに挙げられるものに「お酒」がありますが、お酒の飲み過ぎは脳やカラダにとってよくありません。
多少の量なら息抜きとして活用できますが、大量の摂取になるとアルコールの分解に肝臓が働き続けるため、肝臓に負担がかかります。
また、大量のアルコールの分解には大量の栄養素を消費する為、大酒飲みの人は慢性的な栄養不足になっている可能性あります。
今回はアルコールと栄養素についてご紹介していきたいと思います。
体にはアルコールは毒物になる??
お酒が大好きな人は「アルコールはカラダを動かすために必要なもの」と思っている人も少なくありませんよね。
僕の父親もお酒が大好きなんですが、お酒が一滴こぼれただけで、「オオォォォ-血の一滴がぁ!」なんて嘆きます。笑
確かにいい気分にさせてくれるものではありますが、カラダにとっては間違いなく「毒物」なんですよね。
普通に考えてみるとカラダに必要なものであれば、わざわざ肝臓で分解してまで排出させません。
少量のアルコールは健康にいいという話もよく聞きますが、お酒好きの人が少量で済む可能性は低くつい飲みすぎてしまい、肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
アルコールの摂取によって起こる栄養不足の原因
最近では、偏食や過度のダイエットによって起こる栄養不足ですが、実はアルコールの摂取によって起こる可能性があります。
1、栄養素の吸収の阻害
アルコールの多量摂取は胃や腸を荒らし働きを弱める原因になります。
胃や腸は食べ物や栄養素を消化吸収する臓器なので、働きが低下すると栄養素の吸収がスムーズにおこなわれなくなります。
また、大量のアルコールを摂取すると、肝臓はアルコールの分解に働きっぱなしになり、その間に摂取した食べ物や栄養素の吸収に働かなくなります。
アルコールの摂取が長くて多くなるほど、カラダに栄養素が届きにくく、せっかく摂取した栄養素も体外に排出されてしまいます。(もったいないですね)
そのほかでは、消化酵素を分泌させる膵臓にも影響を及ぼし、消化酵素の働きも低下させてしまいます。
2、アルコールの分解には栄養素が使われる
アルコールの分解には体内の栄養素が使用されます。
アルコール毒物と先述しましたが、アルコールの分解してできた「アセトアルデヒド」はさらに毒性が強く、二日酔いや顔面の紅潮、頭痛や吐き気の他、発がん性のリスクまで高くしてしまいます。
これらを無毒化するのに体内の大量の栄養素が使われます。
また、分解に働いた肝臓の修復にも栄養素が使われるため、毎日お酒を飲む人や大量に飲む人は、栄養不足になりやすい傾向にあります。
3、栄養素が排出されやすい
アルコールやコーヒーは利尿作用があり、飲めば飲むほどトイレの回数が多くなるのは経験があると思います。
その際に、体内に存在していた栄養素も水分とともに排出されてしまいます。
単純に考えてしまえば、アルコールを摂取すればするほど、排出する回数も増えますので、体内の栄養素が不足しやすくなっていきます。
これらが関係して栄養不足が起こりやすくなる
上記の1つ1つの理由でも栄養不足になる可能性が高まりますが、3つのが合わさることで栄養不足になるリスクが格段に上がります。
また、お酒をよく飲む人は、アルコールをカラダに染み渡らせるためか、あまり食べない人が多く見受けられます。
枝豆、冷奴、漬物盛り合わせをちょっと食べて、アルコールは大量に摂取。
アルコールの摂取だけで栄養素が不足するのに、食べ物よりもアルコールの方を多く摂取したのでは栄養不足に拍車がかかるのは当然ですよね。
アルコールによる栄養不足を防ぐには??
では、アルコールの摂取によって栄養不足になることを防ぐにはどうすればいいの??と疑問が生まれます。
答えは簡単で、アルコールの摂取時も栄養素の摂取を意識して行うことです。
料理やおつまみも、たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスや量を意識して食べるようにすることです。
また、アルコールを摂取した翌日は体内のたんぱく質やビタミン、ミネラルが足りなくなっていますのでしっかりと栄養補給をしてください。
食事で足りない分は、プロテインやマルチビタミン&ミネラルといったサプリメントを上手に活用して栄養不足を予防しましょう!
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まとめ
以上、アルコールと栄養素の関係についてご紹介しました。
アルコールの摂取によって、栄養素が「吸収されづらくなる」「大量に消費される」「排出される」これが合わさると栄養不足になる可能性があるのは当然と言えば当然ですね。
適度なお酒は人生の潤滑剤になりますので、栄養不足にならないように栄養素をしっかり摂取して、大好きなアルコールを楽しみましょう!!