子供の性格とビタミン、ミネラルの関係とは。子育てに必要な栄養素。

子供の性格については親は持って生まれた気質的なものと考えがちです。

 

そのため、子供の良くないおこない(問題行動)に対して、

強く叱りつけたり、改善させようとしてしまいがちです。

 

しかし子供は激しく叱られると、

萎縮して自分が出せなくなり自己表現が苦手となったり、

逆に問題となる行動をエスカレートさせるケースに繋がることもあります。

 

また強く叱りつけた親も自己嫌悪に陥ることが多く、

最終的には放置してしまうということも少なくありません。

 

試行錯誤しても子供の問題行動が収まらない時は、

もっと根本的な要因が隠れている可能性があると考える必要があります。

 

子供の問題ある行動や言動の根本には、

それを司る心の状態が關係しており、

表面の行動を叱るのではなく、心の改善から見直す必要があります。

 

「その根本からの心の改善とはどうするの?」と思いますよね。

 

心や感情の変化には神経伝達物質の働きが重要であることが、

最新の脳科学の研究によって明らかになってきました。

 

神経伝達物質にはいくつか種類があり代表的なものでは、

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」のほか、

ノルアドレナリン」や「ドーパミン」などがあり、

これらの分泌によって幸福感ややる気、怒りや不安、興奮など、

様々な感情の変化を生み出します。

 

非常に有名な神経伝達物質のため、TVなどで取り上げられることも多く、

1度は耳にしたことがある人も多いと思います。

 

では、そもそもこれらの神経伝達物質はどのようにして生まれてくるのでしょうか?

 

実は神経伝達物質は食べ物から摂取する栄養素によって作り出されています。

 

栄養素はカラダの成長や健康に欠かせないものですが、

感情も司る心の健康にも必要なものなのです。

 

このことを踏まえ考えると、

子供の性格には普段の食生活が大きな影響を与えていると考えられ、

行動や発言に問題がある子供の改善に繋がると言えます。

 

栄誉のバランスを考え1日3食しっかり食べさせているのになんで??

そう思う方も多く、なかなか受け入れられないと思うかもしれません。

 

しかしそこに思いもよらない現代人の食生活の影の部分が隠れていたのです。

 

 

現代人が摂取したい栄養素と食生活の影


現代人にが摂取したい栄養素は現代では非常に摂取しづらい状況にあります。

 

原因の一つとして食品企業の利益優先の経営が挙げられます。

 

カロリーは驚くほど高いのにその他の栄養素がほとんど入っていないことから、

栄養不足に陥る大人や子供が急増しています。

 

全ての食品会社に当てはまるわけではありませんが、

コストの削減や利益の追求によってそのような企業が、

確実に増えていることは否めません。

 

ファストフードやコンビニ食品はもちろん、

家庭で調理する際に使う調理加工された商品などはそのバリエーションが増え、

今後口にする機会も多くなることが予想されます。

 

これらの食品は加工する際の添加物により、

美味しそう+栄養価がありそうな見た目になりますが、

実際は栄養素がほとんど含まれていないものが多いです。

 

加工食品は一般的に水や塩水で煮たものが多く、

保存は効きますが栄養素のほとんだが抜けてしまいます。

栄養素が抜けた食品はただ空腹を満たす「モノ」として消費者の手に渡ります。

 

また野菜自体の栄養含有量も年々減少傾向にあり、

ビタミンやミネラルの含有量がとても低くなっています。

 

これは安定した生産を助けるために使用される、

化学肥料の長期間の使用により土が細り、土自体に栄養素がないことが原因です。

 

そして栽培の期間も昔と比べ大幅に短縮されていることも、

野菜のビタミンやミネラルの含有量の低下に繋がっています。

 

 

そのほかでは、白糖の過剰摂取がカラダの栄養素を奪います。

 

砂糖は体内に摂取されると大量のビタミンやミネラルを使い処理されますが、

ファストフードやコンビニ食品には砂糖がたくさん使用されていることが多く、

せっかく摂取した栄養素をあっという間に消費してしまいます。

また子供が好きなお菓子類や清涼飲料水にも砂糖が大量に使用されているため、

子供の砂糖の摂取量が増加していると言われています。

 

このようなことが重なり脳や神経細胞に必要な栄養素が不足し、

ヒトの性格に影響を与えることは十分にありえることと考えられます。

 

アメリカでは犯罪を犯した非行少年たちを対象した実験では、

砂糖や添加物を含む食べ物や飲み物を与えず、

ビタミン、ミネラル、アミノ酸の投与を続けた結果、

再犯率が大幅に減少したと言うデータもあり、栄養素の重要性が確認されています。

 

 

脳の栄養不足に摂取したいビタミンとミネラル


栄養素の不足が考え方や感情に影響があることは、

上記で説明したとおりで、ご理解頂けたと思いますが、

では、具体的にはどのような栄養素を意識して摂取すればいいのでしょうか?

 

まずはビタミンから。

ビタミンで神経伝達物質に関わっているのは、

ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCです。

 

ナイアシンはセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン、ギャバといった、

神経伝達物質の生成に関わっており、うつ病などの抑制に働きます。

 

ビタミンB6は精神の安定に必要な「セロトニン」の

生成に不可欠な物質です。

セロトニンは睡眠ホルモンの.「メラトニン」の生成に必要なため、

ビタミンB6の不足は精神の不安定や睡眠障害に繋がります。

 

⇒セロトニンを増やす方法

 

ビタミンB12はアドレナリンやメラトニンの生成に関わっています。

切れた神経細胞の修復や脳の神経の正常化に作用します。

 

ビタミンCには抗酸化作用あり神経細胞や血管の酸化を防ぎます。

またストレスに対抗するビタミンであるため、ストレスによる、

ビタミンやミネラルの減少も防ぎます。

 

 

続いてはミネラルです。

ミネラルでは鉄やカルシウム、マグネシウムや亜鉛が重要になります。

 

鉄はセロトニンなどの神経伝達物質をつくる酵素の補酵素として機能します。

鉄の不足は神経伝達物質の生成に影響をだし、

うつ病やパニック障害を引き起こす原因になります。

 

カルシウムは脳の神経伝達物質による情報伝達に関わっており、

不足すると神経細胞同士の情報伝達がスムーズにおこなわれず、

イライラや神経過敏の症状に繋がり感情の抑制に影響がでます。

 

⇒カルシウム不足が子供に及ぼす影響や症状

 

マグネシウムには精神安定作用があります。

不足すると興奮しやすくなったり、神経過敏や睡眠障害の引き金になります。

またうつ病や多動、記憶障害にも繋がるとされています。

 

 

亜鉛は記憶形成や感覚の情報伝達に深く関与しており、

不足すると学習障害や嗅覚障害、味覚障害につながるほか、

意欲の低下や精神異常に繋がる可能性があります。

 

 

まとめ


以上、子供の性格と食の繋がり、

また、脳の正常な働きに必要な栄養素についてご紹介しました。

 

上記のように子供の問題行動や発言には根本的な栄養素の不足が関わっているため、

いくら言葉で言い聞かせても大きな変化や改善には至りません。

 

そこで、

まずは脳や神経細胞が正常に働く栄養素を不足なく摂取させることから始めることが必要です。

 

栄養素の補給によって思考や行動が変化することは、

大きくなる過程で大変重要なものになり、子供の未来へと繋がりますので、

是非意識的な摂取を心がけてください。

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