気になるストレスと副腎の関係とは??過度のストレスが病気を招く

過度なストレスは病気の原因になる


ヒトの体には菌やウイルスからの感染を防ぐ「免疫力」や、怪我や傷を負った際に細胞の新陳代謝によって傷を治そうとする「回復力」などの自然治癒力が備わっています。

 

これらの治そうとする力は、何らかの要因で一時的にでも衰えたり妨げられたりすると病気や風邪になります。

 

⇒免疫力や抵抗力を簡単に向上させる方法とは?

 

その原因には食生活乱れや慢性的な栄養不足、睡眠不足などが挙げられますが、もっとも影響が大きいのが過度のストレスを毎日受けることと言われています。

 

東洋医学では約2000年も前からストレスと心の問題が注目されいたと言われ、怒りの感情によって肝臓機能が悪化し、悪化した肝臓はさらに怒りの感情を招きやすくなり、悲しみは肺を衰弱させるなど、心状態と内臓の関係を説いています。

 

現代の医学では心の状態と病気の関係は、リウマチや喘息など限られたものが指摘されていましたが、近頃では歯周病や痔といった誰もがなりえるものから、高血圧や糖尿病、さらにはガンに至るまで様々な病気と心の状態の関与が指摘されているといいます。

 

そもそもストレスというと、仕事での過労や嫌な人間関係が思い浮かびますが、人によっては結婚や子育て、昇進や転職など生活環境の変化もストレスになり、それが蓄積されると思わぬ病気に繋がることがあります。

 

ストレス社会を生きる現代人は、自分で思っているよりもストレスを受けていることが多く、心の負担も大きくなりがちです。

 

そのため、自分のライフワークや性格に合ったリラックス方法を見つけ、積極的にストレス解消の時間を作る必要があります。

ストレスと副腎の関係とは??


人がストレスを感じると、腎臓の上にある「副腎」という小さな臓器から、血圧や心拍数を引き上げるホルモンが分泌されます。

 

この働きは、カラダがストレスに対抗するために必要な大量のエネルギーを確保しようとするために起こるものです。

 

また、精神的ストレスの感じたときには、脳がインスリンの働きを抑えるホルモンを副腎に分泌させて、脳に血糖を多く届くように働きかけます。

これは脳の唯一のエネルギー源とされるブドウ糖をたくさん脳に送ることで、精神的ストレスによって低下した脳機能を回復させようとする為です。

 

みなさんもデスクワークでイライラしたり、予想外のことが起こりビックリすると甘いものが食べたくなることがありませんか?

これもストレスを受けた際の脳の欲求によるものなんです。

 

脳の欲求を満たすことは良いことのような気がしますが、脳の血糖を増やす働きかけは一時的なもので、精神的ストレスが長期的になると血糖値は高いままになり、血管を傷つけたり、生活習慣病の引き金にもなりますので、やはり過度のストレスはよくありません。

 

このことをふまえて体だけのことを考えた場合、強いストレスを感じたときは、じっと思い悩むのではなく、適度な運動をしてブドウ糖を消費することが良いですね。

 

とくに太ももなどの大きな筋肉を動かすとブドウ糖がよく消費されますので、無理のない範囲での屈伸運動や仰向けになった状態での自転車こぎしたりなどの運動がおすすめです。

 

下半身の運動は血液の循環を促進させてくれるのもおすすめの理由の1つですので是非お試し下さい。

 

ストレスには二面性がある??


長期的なストレスは血糖値の上昇だけではなく、免疫力や回復力の低下にも繋がります。

これは、ホルモンの働きによってカラダのエネルギーがストレス対処に奪われてしまい、細胞の新陳代謝が鈍ってしまうためです。

 

実際に「怒り」の感情が続くことによってヤケドの治りが遅れたという報告もあるようで、免疫力や回復力にとても関係が深いことがわかります。

 

また、ストレスは骨の新陳代謝にも影響を与えます。

ストレス反応は骨の新陳代謝の低下を招き、カルシウムが溶けだしやすい状態にしてしまい骨の強度の低下に繋がります。

 

とくに更年期を迎えた女性や妊娠や授乳をしている女性はカルシウムが不足しやすく骨粗しょう症を招く恐れが高いため、過度のストレスを受けないためにも普段から気持ちを落ち着かせることを意識して生活することが大切になります。

 

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ただ、ストレスは悪い一面だけではありません。

過度なストレスは体にも心にも毒になりますが、多少のストレスは適度な刺激や張り合いになり、生きるための活力にもなりえます。

ピンチはチャンス」とも言われるように少し考えを変えたり、物事の捉え方を少し変えることによって、精神的負荷を減らしたり、自己成長に繋がることもあります。

 

また、ストレスをうけた際に副腎から分泌されるホルモンには炎症を抑える働きがあり、皮膚炎が改善された事例もあることから、「軽いストレス」は免疫力や抵抗力を高めるきっかけにもなっています。

 

植物が多少ストレスのかかる環境に置くことで強く、そしてよく育つように、人間にも競争相手や逆境などの刺激があるほうが成長や人間の深みが増していくことは間違いありません。

 

 

副腎が疲れているとどうなるのか


ストレス対策でもっとも話題に挙げられるのがビタミンCです。

ビタミンCは副腎でのホルモン合成を助ける働きがあり、副腎にたくさん蓄えられます。

 

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過度のストレスがかかると、ホルモン分泌に使われるビタミンCがストレス対処に使われてしまい、ホルモン分泌がスムーズに行われません。

これによって、ストレスに弱くなってしまったり、風邪や病気にかかりやすくなったり、肌荒れしやすくなったりすることが起こります。

 

とくに現代人はストレスを受けやすい環境にあることが多く、副腎が疲労している人が増えていると言われています。

 

副腎の疲労が蓄積され続けると甲状腺や性ホルモンの異常やうつ病などの病気の引き金になり、副腎の機能が停止すると生命活動に関わると言われるほど重要な臓器なんです。

 

副腎が疲れ始めているサインとしては、朝からだるかったり、アルコールやコーヒー、味が濃いものが無性に欲しくなるといったものがあります。

 

このような症状が頻繁にあらわれる方は副腎が疲れている可能性があるので注意が必要です。

 

副腎をいたわる生活を送る


副腎から分泌されるホルモンはストレスだけではなく朝の目覚めにも影響しています。

というのも、副腎は夜になると朝に備えて休息モード入り、早朝にかけてホルモンを増やし、すっきりとした目覚めに作用します。

 

そのため、夜間に過剰なストレスがかかると副腎が休息できず、ホルモン分泌が乱れて朝の目覚めの悪化や副腎自体へのダメージに繋がります。

夜は出来るだけストレスのきっかけになることから離れ、リラックして過ごすといいでしょう。

 

また、小さなストレスも連続で積み重なることによっても病気やうつ病に繋がりやすくなりますので、ゆったりとした体操や瞑想などで常に心に余裕を作っておきたいものです。

 

そのほかでは、ペットと触れ合ったりや植物の世話、人との何気ない会話を楽しむといったことで、自分の心を癒す方法を探しておくのがいいですね。

 

このような日常でのストレス対策は副腎をいたわり、病気の予防するうえでとても重要な役割を果たします。

是非自分なりに工夫して過ごしてみてください。

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