胃の消化液に必要な栄養素である必須ミネラルの「塩素」とは??

塩素ときくとプールの消毒に使用されたり、

漂白剤に使用されたりと主に殺菌に使われているイメージがありますよね。

 

確かに塩素の殺菌消毒の作用は生活の中で欠かせないものになっており、

水道水の消毒や除菌スプレーなどにも活用されています。

 

実はこの「塩素」は水やモノの殺菌消毒作用だけではなく、

ヒトのカラダに必要なミネラルの一つなのです。

 

また食塩に含まれるため、ナトリウムと混合される方もいるかもしれませんが、

ナトリウムとは別の栄養素で過剰摂取の心配もないとされています。

 

今回はそんな「塩素」について書いていきたいと思います。

 

必須ミネラルの塩素とは??その働きは??


塩素は水系感染症を防ぐために水道水やプールの消毒に使用されますが、

ヒトの生命活動の維持にもなくてはならない栄養素です。

 

塩素は胃液を生成する成分の一つとして働きます。

食べたモノは胃の中でたんぱく質分解酵素である「ペプシン」という

酵素によって分解されます。

ペプシンの働きには胃酸(胃液に含まれる酸)が欠かせませんが、

この胃酸は「塩素が含まれる塩酸」から生成されます。

胃から分泌されるペプシノーゲンをペプシンに変える際にも

塩酸が必要なため、消化の働きには塩素が非常に重要になります。

 

またカラダの細胞の内液と外液の浸透圧の維持に作用します。

 

細胞の内液にはカリウムが多く、外液にはナトリウムが多く存在します。

塩素はナトリウムとともに外液に存在しながら、

体液の浸透圧の維持のため働いています。

 

バランスが崩れると高血圧やむくみの原因となります。

 

高血圧やむくみといえば食塩を過剰摂取した際に起こりますよね。

食塩には塩素とナトリウムが含まれていますが、

過剰摂取がカラダに悪影響を及ぼすのはナトリウムの方で、

塩素は過剰に摂り過ぎても汗や尿として排泄されます。

 

このことから塩素の過剰症の心配はないとされています。

 

 

不足すると??


塩素が不足すると、

胃液の酸の濃度が下がるために起こる消化不良や食欲の低下などがあります。

 

また疲労感がでることあることから不足には注意が必要です。

 

しかし現代人は食塩を含む食品を多量に摂取している傾向があるため、

通常の食事では不足することはほとんどありません。

 

ただダイエットなどでまるっきり生野菜しか食べない方などは、

念のため注意して下さい。

 

まとめ


塩素はヒトのカラダに全く関係ないと思われがちですが、

胃の消化機能の手助けや体液のバランスを維持するなど、

欠かせないミネラルでしたね。

 

塩素は食塩としてさまざまな食品に含まれ摂取できますが、

その際はナトリウムも一緒に摂取してしまうため、

食塩の過剰摂取は控えてバランスの良い食事を心掛けることが大切ですね。

 

 

 

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