脂肪肝や動脈硬化の予防に働く「イノシトール」とは??

イノシトールは普段の生活ではあまり聞き馴染みのない栄養素ですね。

 

この栄養素は肝臓や血管の健康に作用するほか、

神経機能にも働くといわれサプリメントや健康食品にも使用されています。

 

ですので最近ではじわじわと知名度が上がりつつある栄養素といえます。

 

今回はこのイノシトールをご紹介していきます。

 

 

イノシトールとは??


イノシトールは水溶性のビタミンB群の仲間で、

筋肉や神経細胞に存在している栄養素です。

 

イノシトールは細胞膜を構成する「リン脂質」の材料になる成分で

体内でも合成されるためビタミン様物質として扱われています。

 

ちなみにリン脂質は脳の活動や神経細胞の伝達物質(アセチルコリン)に必要な成分で、

不足すると記憶力や判断力の低下に繋がります。

 

最近記憶力がない方やボーっとしてしまう方は、

リン脂質が不足している可能性がありますね。

 

 

イノシトールは体内の脂質の代謝に働き、

とくに肝臓に脂質が蓄積するのを抑制するため、「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれていて、

その働きから肝臓病の治療薬としても利用されています。

 

また糖アルコールの一種でもあるイノシトールには甘みがあり、

ヒトの初乳に多く含まれていることが分かっており、

乳児の成長に不可欠な成分として、粉ミルクの添加物としても使用されています。

 

イノシトールの働きは??


イノシトールは体内での脂肪の流れをスムーズにし、

肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制する働きがあり脂肪肝の予防に働きます。

 

脂肪肝は40代から50代が多くかかるとされていましたが、

近年の食生活の乱れや栄養不足により20代や30代の比較的若い層にも

増えてきていると言われています。

 

脂肪肝は肝硬変や肝臓ガンの引き金となるため、注意が必要ですが、

「沈黙の臓器」と異名をもつ肝臓なので、異変に気づいた時には

もはや手遅れなんてことも十分考えられますので日々の予防がものを言いますね。

 

予防には食生活の見直しが効果を発揮しますが、

それにあわせてイノシトールやカルニチンなど脂肪の代謝に働く成分を

積極的に摂取していくことが予防の鍵となります。

 

カルニチンについてはコチラ

 

また脂肪の流れを良くする働きは血管内でも作用し、

血中のコレステロールの代謝も良くするため、

動脈硬化の予防にも繋がります。

 

そのほかでは、上記で綴ったように脳や神経細胞に栄養を届ける成分の

リン脂質の構成成分となるため、脳の活動や神経の伝達を正常に保つのに、

欠かせない成分といえます。

 

このことから、パニック症候群や強迫性障害、

うつ病の治療に効果があるのではないかと研究が進められ、

近年では一日10g以上のイノシトールの摂取により上記の症状に

有効性が示唆されたとの報告もあるようです。

イノシトールを含む食べ物は??


イノシトールを含む食べ物としては、

オレンジ、スイカ、メロン、グレープフルーツ、桃、

トマト、グリーンピース、サツマイモ、レバー、落花生などがあります。

 

推奨される一日の摂取目安量は250mg~500mgとされています。

 

 

フルーツをよく食べる方はあまり不足することはありませんが、

フルーツ食べ過ぎは糖質の過剰摂取になるので食べ過ぎには気を付けて下さい。

 

 

またイノシトールはカフェインの摂取によって消費されることが分かっていますので

毎日コーヒーをたくさん飲む方は慢性的な不足に注意が必要です。

 

 

イノシトールを体内に満たしておいたり、不足を補ったりする方法として、

サプリメントを活用するのが非常に効率的でおすすめです。

 

まとめ


イノシトールは脂質の代謝に働き、脂肪肝を抑制したり、

コレステロールを代謝したりするほか、脳内の細胞や働きにも作用しますので、

脂肪が多い食事を好む方やお酒を大量に飲酒する方、

毎日頭がスッキリしない方などは意識的に摂取するこで病気の予防に繋がります。

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