食事で減塩していても塩分過多になっている可能性がある!?

「減塩」と聞くと高血圧や腎臓疾患のリスク軽減と連想しますよね。

 

最近では、減塩を謳い文句にしている商品も多くなり、

その商品を使っているだけで減塩対策は万全!そのような錯覚にも陥りがち。

 

また、最近流行りの糖質制限ばかりに目が行き過ぎて、

塩分制限をしているという方はあまり見かけません。

CMでも糖質ばかりが悪者として騒ぎ立てられることが非常に多いですよね。

 

しかし、日本は塩分過剰国とも言われており、

塩分の過剰摂取にも十分に気を付けないといけません。

 

実は、減塩は高血圧や腎臓疾患のほか、

がん治療やダイエットの分野でも効果的と言われています。

 

そこで今回は減塩とその効果についてご紹介していきます。

 

日本は世界的にみても塩分過剰摂取国!?

最近では日本の「和食」が世界遺産になり、世界から再注目されています。

低カロリーなうえ、動物性脂質が少ないく素材のバリエーションに富んだ和食は、

世界有数のヘルシー食として評価されていますが、栄養面での評価で唯一指摘されるのが塩分摂取量とも言われています。

 

欧米諸国では1日の塩分摂取量が約7.7g前後と言われています。

ところが日本では約10gの塩分を1日に摂取しており、

欧米諸国よりだいぶ多い塩分を毎日摂取しています。

 

元々、アジア諸国は塩分摂取量が多い地域とも言われていて、

日本は中国についで塩分摂取量が多いとされています。

(料理を思い浮かべると確かにそんな感じはしますね)

 

WHO(世界保健機関)では、

2003年から塩分摂取量は1日あたり5g未満が望ましいとしていますが、

日本人の平均摂取量の半分であることから、この基準は厳しいものがあり、

厚生労働省では、食品摂取基準2017年版で食塩は「男性8g未満、女性7g未満」を目標量と定めています。

 

欧米諸国での健康志向の人達の間では、

減塩は当たり前」のものとして健康意識に根付いていて、

減塩はもはや常識のレベルと言われています。

 

一方の日本は高血圧治療のための病院の減塩食でも6~7g未満という設定があり、

高血圧の減塩食ですら、WHOの基準を満たしていないのが現状で、

減塩意識は大きく出遅れているとも言えます。

 

 

塩分過多は太る原因になる!?


塩分の過剰摂取は体内の塩分濃度の上昇によって細胞の浸透圧も上がります。

濃度を薄めるために水分を引き寄せるため、むくみを引き起こします。

 

むくみが肥満というわけではないが、

むくみによって水分が溜まるとカラダが冷えるため、

カラダは熱を作ろうと脂肪を溜めてしまう働きがあると言われています。

また、むくみによって血行も悪くなり、栄養や酸素が体の隅々に行き渡らなくなり、

代謝がスムーズに行われなくなる可能性もあり肥満の引き金になります。

 

そのほか、味が濃い加工食品には塩分はもちろんのこと、

糖質や脂質、添加物も多く含まれているケースが多く、

カロリー数も高い傾向があります。

また、味が濃いと食欲が増し食べ過ぎてしまう点も肥満に繋がる原因になりえます。

 

 

減塩はガンの食事療法にもなりうる!?


高血圧や腎臓など循環器系の病気と関わりが深い食塩の過剰摂取ですが、

減塩をすることによってガンの食事療法としても注目されています。

 

がん細胞には特有の代謝があり、その代謝には糖分が使用されます。

その際に乳酸が発生しますが、乳酸の排出にはナトリウムが使用されるようです。

 

減塩すると、このガンの代謝のサイクルがストップし、

ガンの進行が抑制される可能性があると考えられています。

 

しかし、ナトリウムは生命活動に必須なミネラルのため、

全く摂取しないとカラダの機能に悪影響を及ぼすとも言われていますので、

現状の摂り過ぎから減塩して「適塩」にするのが良いとの見解も見られます。

 

減塩生活で食事の質を上げよう!


減塩をすることによってメタボの改善に繋がることがあるほか、

糖質制限をしていないのに血糖値や中性脂肪の減少にも繋がったケースもあるようです。

 

理由としては、減塩を意識することによって、

外食や加工食品、ファストフードといった食事を控えるようになるからです。

これらの食事を控えるだけでも、かなりの減塩になりえます。

 

また、これらの食品には現代人が摂取しがちな糖質も多く含まれていますが、

摂取しなくなると同時に糖質もおのずと制限されてきます。

 

素材を自分で購入し調理することによって、

カラダに良い食生活が取り入れられ、食事の質を向上していくことが可能です。

 

まとめ


減塩は高血圧や腎臓疾患の他に、

肥満の改善にも効果を発揮してくれそうですね。

 

まずは、ストレスのかからない程度から減塩をし、

それを継続していくことが減塩生活のコツです。

何事も継続は力なりですからね。

 

ただし、炎天下や、激しい運度をするときなどは、

大量にナトリウムが失われますので、その際の減塩は控え目にしたほうが良さそうです。

 

とはいっても、やはり日々摂り過ぎている場合が多いので、

意識的に減塩に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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