食品や化粧品の添加物として使用される「カラギーナン」の安全性は??

食品や化粧品の添加物として使用される食物繊維には、

グアガム」や「ペクチン」などがあります。

 

今回は添加物として使用される食物繊維の一つである「カラギーナン」を

ご紹介したいと思います。

 

主にとろみをつける増粘剤凝固剤として使されていますが、

元々はどういったものから抽出できるのでしょうか。

 

また安全性は問題ないという意見がある一方で危険性があるという意見も見受けられます。

 

その辺も含めて書いていきたいと思います。

 

 

カラギーナンとは??


カラギーナンは海苔などの海藻の仲間である「紅藻類」(こうそうるい)から

抽出される水溶性食物繊維です。

 

海藻から抽出する天然の食物繊維ですので日本のみならず、

さまざまな国で食品の添加物として使用されています。

 

主な用途としては、

 

「増粘剤」

ドレッシングやソースなどの粘度を上げるために使われるほか、

目薬などもとろみがある製品がありますが、こちらも増粘剤を使用しています。

 

「ゲル化剤」

ゼリーやプリンなどを固める際に使用されます。

また芳香剤のゲル化剤としても使用されます。

 

「安定剤」

製品にの成分を均一に保つために使用され、

歯磨き剤やシャンプー、化粧クリームなどに使用されています。

ココアなどの成分がカップの底に沈殿しないのも安定剤の働きです。

 

その他では泡消火器の泡の強化剤や、ビールのたんぱく質を除去する

清澄剤としても使用されています。

 

食品や化粧品など身の回りのモノに数多く使用されていますね。

 

現代人の生活には欠かせないものですが、

これらは口に入れたり肌に使用するものなので安全性が非常に気になるところです。

 

 

カラギーナンの安全性は??


カラギーナンの安全性には賛否両論があります。

 

問題があるとされている理由として、

モルモットやラット(げっ歯類)を用いた動物実験では、

カラギーナンの摂取が消化官に潰瘍やガンを引き起こすことが示されました。

 

またモルモットなどの皮下注射すると炎症を起こし、

この炎症からも発がん性リスクがあるとされています。

 

もうこれだけ聞くと絶対食べたくないし、肌にも塗りたないですよね。(汗)

 

では問題がないとしている理由は何なんでしょう。

上記をみてカラギーナンに愛想をつかしていない方はお付き合いくださいませ。(笑)

 

まず一つ目として、動物実験ではヒトレベルで考えたときに到底摂取できない量の

カラギーナンの投与が行われたとされています。

いやいや、毎日こんなに食えんわ!」的な量が毎日投与されていたようです。

何事も摂り過ぎはよくありませんもんね。

 

二つ目にはカラギーナンの発がん性の働きはモルモットなどげっ歯類特有のものだとの

証拠があるようです。

カラギーナンの発がん性は消化管で分解される過程が原因とされています。

げっ歯類はカラギーナンを消化する腸内細菌がいるため、この作用がみられます。

 

ちなみにヒトにはカラギーナンを分解する腸内細菌が存在しないため、

潰瘍や発がん性の作用は考えづらいとされています。

 

三つ目はヒトに近いサルを用いての実験では、炎症などの症状は容易にみられず、

血液や臓器にはとくに変化は見られなっかたようです。

 

以上が摂取には問題がないとされている理由です。

 

ん~、これは非常に難しいですね。

 

ヒトでの実験はおこなわれていないので、

絶対に安心とも言い難いですね。

 

かといってカラギーナンを含む製品を片っ端から排除しようとするのは、

物理的にも精神的にも無理だし疲弊してしまいますね。

 

まとめ


色々書きましたが、結局は自分の判断で決めるしかありませんね。

気になる方はカラギーナンを使用していない製品を、

意識的に選択していくのが良いと思います。

 

また妊婦さんや小さいお子さんがいる家庭でも、

念のためカラギーナンの摂取は控えるのも一つだと思います。

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